目の様子と手術のこと・3

局所麻酔での手術の様子を…

 

先生とナースが互いの自己紹介をしたら

手術が始まります

 

まずは術眼を

これでもかっっってくらいに

ジャバジャバ消毒します

文字通りジャバジャバ水?を流します

消毒液か?麻酔液?かもしれない

 

それから、術眼だけを残して顔から胸にカバーをつけます

 

水を流したり点眼したりしてる間も、なんとなく見えているのでドキドキです

 

このまま見える状態で手術するのかしら?と思っていたら

次の瞬間にはライトを当てられたので眩しさで見えなくなりました

 

それからまぶたを閉じないための器具を取り付けました

どんなものか?わからないけれど、イメージ的には、クッキー型のまぶた版かな?と…

 

あとは、先生の指示に従って手術は進んでいきます

 

麻酔が効いているので痛みは無いですが、いじられてる感触はあるし、なにかしらの機械が動く音も聞こえるし

なにしろ目を開いた状態なので、眠ることができません

 

時間にしたら30分〜40分くらいなものなんだろうけれど、ずいぶん長く感じます

 

その間意識はどうしても目にいきますね

血圧計を取り付けているので、10分間隔?くらいに腕に圧がかかる感触がして、その瞬間だけは目から腕に意識がそれます

 

それでもだんだんと緊張が溶けていって

大分慣れた?飽きた?ところで終了、て感じかな?

 

先生が最後

「あとは縫って終わりですよ」と声をかけてくださいます

 

終わったら眼帯をして終了です

 

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またまたおみぐるしいですが

手術直後の眼帯はこんな感じ

 

頬の下、口のすぐ上くらいまで覆われています

 

点滴をつけたまま、車椅子に乗って病室に戻ります

 

戻ってから30分は安静に、と言われていたのですが

とにかく痛みもなにも感じなかったので、横にならずに椅子に座ってぼんやりしてました

 

あとからナースに

「寝ててよ〜」と言われてしまった😅

 

30分後にナースと一緒に一度お手洗いに行き、それでふらつきなど無ければ

食事も摂れるし点滴も終了になります

 

食事は、取っておいてもらった朝食です

 

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このように

「食待ち」と書かれたコーンが目印で

自力でお手洗いに行ければ遅い朝食が摂れることになっています

 

 

片目が無事終わって一安心…と思っていたら

 

実はここからが試練でした

 

 

 

 

左目

全然見えてない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

看護?ホスピタリティ?それとも…?

 

入院中、同じお部屋の方が、診察のある朝に

「体を拭くのにタオルを貸して欲しい」

とナースに頼んだことがありました

 

結局は無事に貸してもらえていたのですが、そこに至るまでに一悶着あって…

 

タオルは全てレンタルになってるから勝手には貸せない、と

ナースと患者さんで押し問答です

 

私のように目を治療したりして、入院中は顔が洗えない人には、朝晩ホットタオルが配られます

ある夜それを見た同室の方(さまざまな病状の方が入っている混合部屋です)が

「私も明日の朝タオルを一枚貸して欲しい」とナースに頼みました

 

そのナースは快諾したそうです

 

毎回のことではなく、明日の朝の診察の前だけ、という要望だったので、そのナースも快諾したのでしょう

 

そして翌朝、私のところにホットタオルを持ってきてくれた別のナースに彼女が

「私にも…」と依頼したら

 

先に書いたように

タオルはレンタル会社に依頼するもので、病棟では貸せない

ということになり…

 

そのナースは「今じゃなきゃダメですか?」と

イラついてはいないけれど、少々面倒くさそうに対応されています

 

患者さんとしては

「昨晩頼んであるし、タオル一枚のことだし、診察前に欲しいのだし」

とゆうことでの

 

結果押し問答です

 

結果的には、昨晩依頼を受けたナースが飛んできて

「私が聞いていたのに申し訳ありませんでした」とタオルを渡して無事に終了

 

ナース、患者さん、ともに声をあらげることもなく解決はしたのですが…

 

 

これって

看護なのか?

サービス、ホスピタリティなのか?

それともわがままなのか…?

 

考えさせられた一幕でした

 

 

 

実は同じお部屋にもう1人、骨折された方が入っていて

日々良くはなっているのですが

その方のナースコールが激しい(*_*)

 

1分おきに、といっても大げさではない

 

朝も夜も無く、です

 

「お尻が痛い」

「足が痛い」

「気持ちが悪い」

「オムツがズレてる(変えたばかりでズレてない)」

 

昨日は、携帯の充電が切れたせいで家族と連絡が取れず

「携帯が使えないの。息子と連絡が取れないの。私どうしたら良いの?」

と半泣き、いやマジ泣きでした

 

そのやりとりは毎晩、夜中も繰り広げられます

薬を処方されたあとも、本当に数分おきにコールは続き

その度ナースが対応します

1人では対応しきれず、複数でなだめすかすのも頻繁です

 

「足が痛い」と、ナースを呼び

そのナースが湿布をして良いかどうかの確認のため、一度去ります

そのナースが帰ってくる前に再度ナースコールをするので、別のナースが対応し、先に湿布をします

 

そのあと最初のナースが湿布を手に戻ると

既に湿布をしているわけです

 

「あれ?誰に湿布してもらったの?」

驚きを隠せないナース

 

そんなギャグのようなことが、1日に何回も繰り返されます

 

気持ちが悪いと訴え胃薬を処方されたそばから、お菓子を大量に食べるのでまた気持ちが悪くなる

 

それをナースに指摘されても

「食べてません」とケロリ

 

最近では

「足が痛い」

「体勢変えましょう〜」

 

「気持ち悪い」

「お水飲みましょー」

 

「犬と猫、どっちが好きですか〜?」

 

目先を変える作戦

 

ナースが一枚上手です

 

そんな様子を一日中見せられている(見えてはいないので、耳にしている、が正しいですね)私としては

他はなにも要求してない方がタオル一枚貸してくれと言ったところで

どうってことないだろうにな〜

なぜ断る??

 

とね

 

考えてしまいましたよ…

 

部屋の中での携帯の通話も、基本的には許されていないけれど、彼女の場合は車椅子で移動しなければならないので黙認です

 

明らかに

人によっては

本来禁止であるべきことが許されているわけです

 

病状はそれぞれだし、感覚もそれぞれですし

 

その、ナースコールを頻繁にする方の感じが悪いとか、そういうことでは無いのです

彼女なりに頑張っているのがわかる時ももちろんあります

 

でも、ほぼ24時間一緒にいる私には

彼女のナースコールの半分、いや3分の2は

わがままもしくは甘えに思えるんですよね…

 

両目塞がれて、歩くのもちょっとしんどくても

その方のナースコール聞いてたら

私ナース呼べないよ〜(>_<)

 

「いつでも呼んでくださいね」てゆわれても

 

呼べねえぇー

 

呼んじゃえばいいんでしょうけどね

そういう性分じゃ無いのでね

 

しつこいようですが

別にその方を批判してるつもりは無いのです

 

ただ

どこまでが看護で

どこまでがサービス?

 

そしてどこからが

 

わがままなの??

 

 

考えさせられます

 

全ての人に平等に接しなければならないのなら

どんな些細なことでも例外は許されるべきではないけれど

 

それではあまりしゃちほこばりすぎて四角四面になってしまう

 

それならば誰にどこまで許すか?となると

線引きするのはどこで誰でいつなのか?

 

 

 

 

自分も接客の仕事をしているので

考えずにはいられません

 

目の様子と手術のこと・2

さて

このブログの今のところのメインイベント

手術のことを書きます

 

しつこいようですが

 

右目 : 2018年10月9日(火) 午前9時〜10時15分

左目 : 2018年10月16日(火)、同じく午前9時〜10時15分

 

に手術をしました

 

手術の内容は

 

眼球の中にたまってしまっている房水とゆうお水のせいで眼圧が高いので

目を切開して房水を抜く、というもの(らしい)です

 

私の場合、ラッキーなことにどちらの目も一番バッターでの執刀だったので、待たされる不安、イライラなど全く無く

 

あっとゆー間に始まってあっとゆー間に無事終了、てことになったと思います

 

前日の夕ご飯の後は固形物は禁止ですか、水分は当日の7時までは摂れました

 

7時30分ころから15分おき?くらいに、術眼に目薬をさします

これはナースがその都度来てさしてくれます

手術室に行く直前まで続きます

 

次に8時ころから栄養剤の点滴を始め、手術室に入る直前に抗生剤の点滴もプラスします

点滴は手術をしない方の腕にすることになっています

なので、今回は左腕に、次回左目の際は右腕に点滴です

 

点滴をしたら車椅子で病室から手術室に移動になります

 

車椅子ってすごい病人臭がする(臭うとゆー意味ではありません。病人っぽい、て言いたい)ので正直ものすごーく気恥ずかしかったです

 

手術室に入る際に、病室のナースと交代で、執刀する先生が車椅子を押してくださり(わおぉ!)、そこで病室のナースとはおわかれ

 

術後にまた病室のナースに引き渡すとゆーシステム

 

そこで、先生とナースが自己紹介してくださり、二つくらいかな?ドアを通り抜けていった先が手術室になっていました

 

ドアをいくつか通り抜けるのは、消毒&除菌のためかなー?

 

ここで一つ、また新たにびっくりしたことがあります

 

 

局所麻酔だったよ…

 

基本いつでも健康体、風邪も薬局の薬と気合とビールで治す体質なので

医療用語の意味をあまりとゆーかほとんど理解してないんですよね

 

局所麻酔の意味です

 

あれですね

歯医者さんで治療する時にするのが局所麻酔ですね

 

てことは

局所の感覚が麻痺するだけで、それ以外は全部普通に感じるし聞こえるし見えるしわかるんですよー

 

わかるんだもの全部

 

全部よ?

 

幅50センチ?もうちょっとは広い?くらいのベッドに寝かされ

点滴してる左手には酸素の値を記録する装置、胸元には心電図をつけられ、右手は上半身と一緒に固定されます

 

両脚も動かないように、と固定されます

 

その都度ナースが優しく

「お胸に心電図の線つけますね〜」

「足も固定しますよ〜」とかゆってくれます

 

そのあたりはまだ余裕

 

セッティングが完了し

医師2人(多分)とナース2人が互いに自己紹介を始めます

 

テレビでよく見る光景だと思います

なにぶんベッドに固定されていて天井しか見えてないので詳細はわかりませんでしたが

あの光景だったと思われます

 

執刀医が両手を胸元まであげて

「ただいまより〇〇の××手術を開始します」て宣言する、やつ?

 

 

気づけば恐ろしく緊張してますけど

 

大丈夫か?私…

 

続きます

 

目の様子と手術のこと・1

右目は10月の9日に

左目は翌週の16日に手術をしました

 

私の目論見では、ほぼリアルタイムで手術の様子やその後の経過を記事にしたかったんですが

 

甘かったー……

 

見えないんですよ左目だけだと!!

 

私の場合、両眼とも緑内障に罹患しています

 

視野が欠けてる範囲は右目の方が多いそうなのですが

左目の中心の視野の欠けが大きいため、見え方的には左が断然見えないんですね

 

先生とも相談した結果、見えている右目を先に治療することにしたわけですが

 

術後右目をガーゼと眼帯で覆われた時始めて気づいたっ

 

左っ

全然っっ

 

見えてねぇぇぇ〜〜〜(*_*)(*_*)(*_*)

 

薄暗いわぼやけるわ距離感わからないわ(これは片目だけだから仕方ないか?)

 

なにより衝撃だったなは

 

文字が全くと言って良いくらい

読めない…

 

iPhoneの通常の大きさの文字はもちろん読めない

設定で文字を大きくしても

思い通りには読めない

 

読めないから当然書けない

 

びっくりした

びっくりした

びっくりしたわー

 

友人に一言

 

「手術終わったよ」

 

この一言のLINEが

書けないんですよ

 

軽い?いや、かなりの衝撃でしたわ…

 

手術から、右目は12日、左目は6日経った今朝、ようやく文字が読めてきたので

 

これからゆるゆると書いて行こうと思います

 

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見せるほどのものじゃないですが

こんな絵面滅多に無いだろうから貼っておきます

 

両目を手術するとこうなるの図

 

つけているのは

ナースや先生がゆうところの

 

「アテガネ(字わからず。当て金、か?)」

 

術後眼球が弱くなっているので、不用意に触ったりぶつかったりしないようにするためと、あとは菌とかの予防の保護用の金物です

 

ステンレス製で軽いです

 

このアテガネの下にガーゼとかを当てる場合もあります

 

………

 

ナントカライダー?

 

面白いですね

意外と原始的?

 

 

両方に!?

右目の手術の詳細を書きたくてうずうずしております

 

見えが悪くて文字が打てないのでどうにも進まず

 

明日は左目の手術をします

 

今朝の診察で始めて知ったこと

 

なんと!

 

明日からしばらくは両目に眼帯だそうです〜〜〜!!

 

うけるわ

すごいわ

どんか絵面になるのかしら?

 

そしてなんだか

途轍もなく見えない予感がするわ〜〜〜

 

 

 

 

自撮りができるくらいまで視力が回復したら画像もあげたいと思います

 

せっかくだからね

右目を手術します

2018年10月9日

まずは右目を手術します

 

一番バッターなので予定は9時30分

 

朝7時ころから30分おきに、看護師さんが手術する側の目に目薬をさしに来てくれます

 

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アトロピン

 

癒着を防ぐ

 

8時すぎから点滴がはじまります

手術をしないほうの手なので、左手に点滴です

 

中身は、食事を摂れないから栄養剤と

手術中にはこれに抗生剤が加わるそうです

 

その抗生剤がもしかしたらピリピリチクチクするかも?て

 

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病気っぽくなってきました〜

 

 

 

 

 

 

 

 

1日目が過ぎて行きます

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18時すぎに夜ご飯

 

ご飯(小盛にしました。130g)

魚のカレー醤油焼き ブロッコリー添え

青菜と蓮根のピリ辛炒め

茄子の香味醤油和え

 

602kcal

 

これもなんなく完食です

 

基本は各ベッドに食事を持ってきてくれるそうなのですが

奥の食堂で食べても良いとのこと

 

動けない様な病気じゃないし、と思い、食堂でいただくようにお願いしました

 

時間に食堂に行ったら…

 

私一人分のお膳がぽつんとー

電気しっかりついててー

ヤカンにお茶入っててー

 

めっちゃ独り占めでした😄

 

流し台もあるから、次からは洗剤&スポンジ持参で来てお箸洗って帰ろうっと!

 

とはいっても明日は手術のため朝食は抜き

お昼はベッドで、と決まっているので

次回食堂を利用できるのは明日の夜ご飯になります

 

明日の手術の順番は一番最初

9時30分くらいから一時間ほどだそうです

 

一番!ラッキー!!

 

待つのも落ち着かないしね

 

夜ご飯をいただいたらその後は固形物は口にしてはいけないそうです

お水は明日の朝7時までなら良いとのこと

 

時間がゆっくり

ものすごーくゆっくり過ぎて行きます

 

仕事をしている時は10分とか30分とかの単位で動いているので

なんだかものすごい贅沢をしているわ…